テークアウトができる「点心工房 楼蘭」(八戸市十六日町)が「せんべろ酒場 やまじゅう」前にオープンして3カ月がたった。
店主を務めるのは、「せんべろ酒場 やまじゅう」グループ総料理長の吉田雄司さん。「中華料理が得意ということもあり、コロナ禍によりテークアウトの需要が高まっている中、何ができるか考えたときに得意の点心をテークアウトで提供したいと考えた」と振り返る。
主なメニューは「特製餃子(ぎょうざ)5個入り」(500円)、「特製焼売(しゅうまい)6個入り」(同)、「海鮮中華おこわ」(400円)、「小籠包(しょうろんぽう)3個入り」(同)など。餃子は肉がメインの具材が入る肉餃子で、にんにくやニラなどのスパイスもふんだんに入っているという。餃子と焼売は切らすことなく常に提供できる状態にしているともいう。
「やまじゅう」はランチが500円~、アルコールドリンクが298円などの低価格帯が中心の店だが、「楼蘭」もワンコインで購入できる価格帯が中心。「楼蘭」で購入した商品を「やまじゅう」の店内で食べることもできる。
吉田さんは「今は店の前で営業しているが、この先、他テナントやスーパーなどでも販売できたら。お土産としても活用してほしい。幅広く利用してもらい、お客様に愛される店を目指す」と意気込む。「24時まで営業しているので、お持ち帰りや締めに楼蘭の点心を利用してほしい」とも。
営業時間は11時30分~24時。