コンビニエンスストア「セブン-イレブン」が7月20日から、八戸港で水揚げされた「八戸前沖さば」や「八戸港水揚げいか」を使用した新商品3種類を八戸地区の40店で販売する。
セブン-イレブンを運営するセブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区)と八戸市では2017(平成29)年8月に「地域活性化包括連携協定」を締結し、地域活性化に向けて、地産地消の推進や食育・健康増進などの分野で連携を開始している。
今回発売される商品は脂のりが良い八戸前沖さばの切り身を使用したおむすび「つや姫おむすび 八戸前沖さば 味噌(みそ)仕立て」(151円)と、八戸港で水揚げされたイカのゲソを明太子マヨネーズであえた「明太子 (めんたいこ)と八戸港水揚げイカのスパゲティサラダ」(246円)、同じく八戸港水揚げのイカの味をしょうゆベースのだしで煮込んで大根に染み込ませた「八戸港水揚げイカと大根煮」(399円)の3種類。八戸前沖さばや八戸港水揚げイカを使用した商品は、セブン-イレブン初となる。
7月19日には、八戸市庁で完成発表会が開催され、試食した八戸市の小林眞市長は「おにぎりは前沖さばの味を引き立たせていて毎日でも食べたいほど。スパゲティサラダはイタリア料理店で味わうような繊細が味付けで、きれいなお皿に盛りつけて食べたくなる味。大根煮は郷土料理の定番でもあり多くの皆さんが食べられるよう仕上げてもらった」と太鼓判を押す。
セブン-イレブン・ジャパン東北ゾーンマネジャーの森田博茂さんは「八戸市や東北の方を元気にしたい思いで商品を開発した。地産地消でさばやイカを使った食べやすい商品になっている。年間を通じての売れ筋商品にしていけたら」と期待を寄せる。
新商品3種類は7月20日、八戸地区の40店で先行販売。27日から東北エリアのセブン-イレブン948店でも発売する予定。