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三沢市の交流カフェで日本刀に親しむ刀剣ワークショップ 刀剣通じ異文化交流も

「CROSS ROAD Cafe」の刀剣ワークショップ

「CROSS ROAD Cafe」の刀剣ワークショップ

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 刀剣(日本刀)に親しむワークショップ「見て、触って、刀剣観賞ワークショップ基礎知識編」が7月18日、交流カフェ「CROSS ROAD Cafe」(三沢市中央町1)で開かれた。

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 人と人との交流や街のにぎわい創出を目指す同カフェでは、音楽ライブ「CROSS LIVE」などのイベントを定期的に開催。今回はよりコアな交流の場としてワークショップを開催した。

 同カフェ代表でイベントを主催した坂本亘さんは「近ごろ、大ヒットアニメや超人気映画でも注目される刀剣。その魅力を刀剣に造詣が深い講師を迎え、実際に刀剣を見たり触ったりしながら、各名称や刀の歴史、刀にまつわる話等を講義してもらい、素朴な疑問をぶつけてみながら刀剣の魅力を更に深掘りしてみては楽しいのではないか」と考えワークショップを企画した。

 ワークショップは全日本居合道連盟 錬士六段で青森県居合道連盟理事・広報部を務める関口博樹さんを講師に迎え行われた。猛暑の中、三沢市内外から日本人男女5人・三沢基地から米国人男女3人が参加。全員マスク着用し、手指の消毒や店内の換気を行うなど感染症対策にも配慮し運営した。

 参加者は関口さんが持ち込んだ3振りの刀剣、真剣・居合刀と比較のための中国刀の柳葉刀を手に、日本刀の構造・特徴・製造法に聞き入った。店内の2台の大型モニターには日本刀のDVDが流され、時折説明と画像をシンクロさせながら講座が進行。米国人の参加者の専門性の高い質問にはスマートフォンの翻訳アプリで対応。実際に手に持たせてもらい重さを体感したり、テレビや映画の中の日本刀のウソなどを紹介したりと、バラエティに富んだ時間となった。

 カフェ向かいの「Momo’s Izakaya 福 -Huku-」から、新しくなったCROSS ROAD Cafeのアイスコーヒーに合わせた「そば粉のガレット」を中心とした弁当も用意され、舌でも日本の文化を味わった。

 坂本さんは「ワークショップは日米のそれぞれのお客さんが大体半々で、普段見ることが出来ない刀の事とか、それに対しての知識・教養というのを聞けた。皆すごく興味深く参加していたので、機会があればもう何回か開催できれば面白いと思った」と話す。

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