八戸プラザホテル・プラザアーバンホテル(八戸市柏崎)で4月5日、「Sake Festival 八戸酒造 新酒を楽しむ会」が開催される。
昨年5月に続き2回目。地元の日本酒やその文化に親しんでもらうことを目的に八戸酒造(湊町本町)が主催し、前回は約600人が集まった。
港町らしい辛口の「陸奥男山」や、爽やかな甘みの「陸奥八仙」などのブランドを展開する同酒造。新井田川河口に位置する酒蔵は同市の景観重要構造物や第3回八戸市景観賞を受賞するなど市民にも親しまれている。
当日は、「八仙」「男山」のほか、酒造りを田植えから行う「がんじゃ自然酒倶楽部」の市場にはほとんど流通しない「田心」、イベントのために瓶詰めした「生原酒」「おりがらみ」、市販されていない「新酒鑑評会出品酒大吟醸」などの限定酒含め、約30種類の日本酒を楽しむことができる。
イベント前には、ブラインドマッチング形式で5組の日本酒を当てる「利き酒大会」も予定。昨年は200人が挑戦し、うち全問正解は7人だった。
同酒造専務の駒井秀介さんは「日頃、男山・八仙を愛飲してくれている人たちの感謝の気持ちを込めたイベント。めったに飲めない秘蔵の酒をたくさん準備している。これを機に日本酒にさらに親しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
チケット(5,000円)は同酒造で販売している。