水産加工食品会社「ヤマヨ」(八戸市江陽4)が新商品「こく旨(うま)いか塩辛」の販売を9月22日、開始した。
同商品は、「ご飯によく合う塩辛」をコンセプトに新米の時期に合わせて開発。余分な脂を取り除くことでうま味を強める工夫を施した熟成腑(ふ)を使い、保存料・着色料は不使用。イカは食べごたえのある1センチメートルの大きさにカットにすることで、満足感のある塩辛に仕上げたという。
同社品質管理部開発課の石倉若奈さんは「当社ではイカの腑を一定期間保管することで、表面に浮いてくる余分な脂を取り除き、コクのあるうま味を生み出している。余計な添加物を極力使わずに、イカの腑の風味を生かした手作り感のある味付けにこだわっている」と話す。
同社営業二部加工品課の伊澤綾さんは「これから10月にかけて、『青天の霹靂(へきれき)』を含めた青森県内のおいしい米が出回る時期となる。新米シーズンには、ご飯によく合う当社のこく旨いか塩辛を食べてもらえば」と呼び掛ける。
価格は100グラム=268円。青森県内のスーパー「ユニバース」全店で取り扱う。