八戸市とヤマト運輸が連携して作成した同市をPRするご当地ダンボール「はちのへからおとどけものBOX」の販売が10月8日、始まった。
段ボールは、首都圏や全国への宅配に利用してもらうことで市をPRしようと作成。全国でご当地のオリジナルダンボールを全国で行っているヤマト運輸と連携した。市に愛着を持ってもらう目的もある。
デザインには、八戸からの贈り物をアピールしようと、八戸を代表する水産物「サバ」「イカ」をあしらった。サバは横4面にデザインされており、4つつなげるとサバが一匹に見えるデザインとなっている。
側面などには八戸都市圏ファンクラブ「スクラム8」のLINEアカウントにアクセスできるQRコードを印刷し、登録すると八戸圏域8市町村の旬な情報などが受信できる。
サバがデザインされた「はちのへからおとどけものBOX10」は長さ270ミリ、幅380ミリ、高さ290ミリ。イカがデザインされた「はちのへからおとどけものBOX8」は長さ230ミ、幅320ミリ、高さ150ミリ。価格は、サバが190円、イカが140円で、ヤマト運輸が取り扱う通常のダンボールと同価格。八戸市内4カ所のヤマト運輸の営業所と八食センター内の八戸市場センターで取り扱っている。
八戸市広報統計課シティプロモーション推進室の古町有加さんは「コロナ禍で遠方の人に会いに行くのが難しい状況が続く中で、このダンボールを使ってもらえば、届いただけでうれしい気持ちになったり、八戸を思い出したり興味を持ってもらうきっかけになると思う。ぜひ八戸の特産物をこのダンボールに入れて、遠くに住む家族お知り合いに届けてもらえればと思う。サバとイカがデザインされているので、全国を泳ぎ回って八戸のPRにつながることを願っている」と話す。
10月6日に記者発表を行い、八戸市の公式ツイッターでも告知したところ、「購入したい」という反響が多く、販売から3日間で200枚超が売れ順調なスタートを切っているという。