雑貨やハンドメイド作品を取り扱う「ハンドメイドと福祉雑貨のおみせLien」(八戸市諏訪)がオープン1カ月を迎えた。
店主の長塚佳子さんはハンドメイドが好きで、イベント等に出店していた。以前から「店を持ちたい」「福祉雑貨をもっと多くの人に知ってほしい」と考えていたことを実現させ、自ら店を開いた。
福祉雑貨とは、障害を持つ人が障がい者施設で作った作品のこと。同店では八戸市内の施設だけではなく全国の福祉雑貨を見てもらいたいと考え、大阪、東京、名古屋、徳島の福祉施設からも商品を取り寄せている。中には東北初上陸の施設の商品もある。商品のほとんどが一点物で、ポストカード、羊毛フェルト雑貨、ハーバリウム、アクセサリー、陶芸製品、アイシングクッキーなど、作り手の個性が生きる作品が並んでいる。
長塚さんは、JIAレジンアクセサリークリエイター、JCPAレジンアート講師、JCPAアルコールインクアート講師として、公民館、保育、福祉施設でワークショップや出張講座も開いている。店内では長塚さんのハンドメイド商品も販売。学生でも気軽に買えるような価格としている。
長塚さんは「福祉雑貨を広く知ってほしい」と話す。
営業日や営業時間は同店のインスタグラムで告知する。