「史跡 根城の広場」(八戸市根城)のイチョウをめでる「イチョウWeek」が11月12日、始まる。
同広場の大イチョウの木は八戸市保存樹木(第3号)に指定されいる。イベントはその大イチョウを、紅葉の時期に合わせて無料開放を行うことにより多くの人に間近で見てもらい、史跡根城の広場に親しむ契機とするために昨年から始まった。
期間中は史跡根城の広場内の普段は有料の本丸を無料開放する。来場者には毎日先着10人にイチョウのしおりを贈呈する。
大イチョウは、高さが24メートルあり間近で見るとより迫力が増し、葉も大きい。葉が落ちるとイチョウの絨毯ができ、写真映えする美しい風景となる。
同広場館長の小田勝子さんは「今年も緑のイチョウの葉が徐々に黄色に色付いててきた。現在はイチョウの葉は濃い黄色になり、隣のもみじの木とのコントラストがとてもきれいになっている。より多くの方に見学にきてもらいたい」と呼び掛ける。「来年も開催予定」とも。
12日には、イチョウにちなんだ歌を詠む短歌教室を開催する。開催時間は10時~12時。定員10人。11日までに予約が必要。
無料開放時間は9時~15時。19日まで。