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八戸市、東日本大震災の記録誌発行-震災の被害・教訓、後世に

「東日本大震災 八戸市の記録」はA4オールカラー312ページ

「東日本大震災 八戸市の記録」はA4オールカラー312ページ

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 八戸市は3月29日、東日本大震災の教訓を後世に伝えることを目的とした記録誌「東日本大震災 八戸市の記録」を発行した。

記録誌には津波の威力を物語る生々しい写真が並ぶ

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 A4版オールカラーで312ページ、発行部数は3000部。津波被害の状況などの動画を記録したDVDが付属する。誌面には東日本大震災で大きな被害を受けた八戸市内の被災時の状況や、復旧活動、復興への取り組みを記録。市の職員や企業や市民から提供を受けた生々しい被災時の写真330枚は震災の威力の大きさを鮮明に伝える。

 同誌の用紙は、震災で8メートルを超える津波に襲われ大きな被害を受けた、三菱製紙八戸工場(河原木)の紙を使用している。

 防災関係機関、市内の学校などの教育機関、自主防災会に配布し、市内の公民館、市民サービスセンター、図書館、市庁舎などで閲覧できる。八戸市のホームページからは全文がダウンロード可能で、付属DVDの記録動画もネット上で同じ動画を視聴できる。

 書店などでの扱いの予定はないが、八戸市では「震災の記録・教訓を後世に伝えることを目的に発行したので、その趣旨に合った活用をしていただける団体・個人の方には窓口でお渡ししたい」としている。

 担当窓口は八戸市防災危機管理課(代表、TEL 0178-43-2111

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