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八戸・「ばんらぼ」で初期から現代までのパソコン展示

「ばんらぼ」で現在までのパソコン展示

「ばんらぼ」で現在までのパソコン展示

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 初期から現代までのパーソナルコンピュータを一堂に展示する「パーソナル・コンピューター・アーカイブ展」が5月21日から、八戸工業大学番町サテライトキャンパス「ばんらぼ」(八戸市番町)で開かれている。

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 同展は八戸工業大学創立50周年記念事業学生チャレンジプログラムとして企画。八戸工業大学が1972(昭和47)年の設立以来、今年で50周年を迎えることから、記念事業として企画を募集していたところ、八戸市内在住の西山敏之さんから、西山さんが20年にわたり収集してきた歴代PC78台の寄贈を受け同展の開催となった。

 同展では西山さんから寄贈を受けた78台の中から一部を展示。1970年代から10年ごとの八戸工業大学の歩みを紹介するパネル展示と共にその時代のパソコン各種を展示。PC98やMSX、Apple等の各PCやパソコンのみならず、パソコンの心臓部ともいえるCPUの遍歴や各種真空管なども紹介する。研究室から出てきたマイコンを用いた自走型ロボットや、CGのプロジェクションも行わう。絶えず技術革新が進むパソコン業界では機種の回転が速く、歴史的な機種が保存されることは珍しく、市場に出回らなくなった機種を見る貴重な機会となっている。

 同大学大学院電子電気情報工学専攻2年の赤松笙太さんは「八戸工業大学開学から2022年に至るまで、パーソナルコンピュータは日進月歩で性能を向上させている。今回はそんな歴史的機種を大学の歩みに合わせて展示している。解説も、冊子やパネル展示で分かりやすくしているので、ぜひ来場してほしい」と話す。

 開館時間は11時~18時。火曜休館。入場無料。5月29日まで。

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