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南部町産リンゴのアップルパイ、東京のホテルから新幹線で里帰り 八戸開業20周年で

来場客にアップルパイを手渡すホテル関係者

来場客にアップルパイを手渡すホテル関係者

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 東北新幹線八戸開業20周年イベントに合わせ一般財団法人「VISITはちのへ」が12月3日、東京・丸の内のホテルで提供されている南部町産「紅玉」を使ったアップルパイ「伝統のアップルパイ はちのへスペシャル」をJR八戸駅で限定販売した。

提供された「伝統のアップルパイ はちのへスペシャル」

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 アップルパイは、JR東日本グループが展開している列車荷物輸送サービス「はこビュン」を利用して「里帰り」した。東京都内でスイーツに生まれ変わった八戸圏域のリンゴを新幹線で八戸まで運び地域住民に味わってもらうことで、地元産のリンゴの価値と新幹線の利便性が持つ新たな可能性を周知することが目的。

 八戸駅自由通路内に設けられた特設販売ブースには限定200個のアップルパイを求める市民が駆けつけ、ホテルのシェフから手渡しで受け取ると笑顔を浮かべていた。

 同法人物産振興課の木村聡さんは「この圏域で生まれたリンゴが『東京のホテルで洗練されたアップルパイになって帰ってくる』という企画を組んだ。第2弾も企画したいと考えているが、新幹線物流では停車時間1分の八戸駅での荷下ろしが課題」と話す。

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