八戸市立中居林小学校(八戸市石手洗)で12月10日、クリスマスのイルミネーションの点灯が始まった。
同校のPTA父親委員会が企画。校門付近の木々に飾り付けた赤、黄、青など色とりどりの約5000球のLEDが、児童や学校関係者、地域住民を楽しませている。同校のシンボルとされる「一本杉」には、クリスマスツリーをイメージした高さ8メートルの電飾を装飾した。ソーラー発電を活用し、辺りが暗くなると自動で点灯する。
イルミネーションの設置は初めて。企画を担当した同委員会の渡邊祐介さんは「コロナ禍で学校行事や郊外活動もできない中、子どもたちや地域の人に向けて何か楽しいイベントができないかと思い企画した」と話す。廃品回収などの収益から電球や備品を購入し、他校の関係者に設置方法を聞いたり、教員の協力を得たりしながら実現に至った。10日に行われたセレモニーでは「カウントダウンと同時に電飾が点灯すると、子どもたちから拍手と大きな歓声が沸き上がった」という。
渡邊さんは「2月いっぱい行うので、近くを通った時に見て楽しんでほしい」と笑顔を見せる。
来年2月末まで。