八戸の地ビール「八戸麦酒」を製造するカネク醸造(八戸市南郷)が1月27日、バニラ風味のビール「バニラミルクエール」を発売する。
バニラビーンズと乳糖「ラクトース」、原材料のホップには「上品なスパイスの香り」が特徴だという「ノーブルホップ」を使用。苦味が少なく、後味にバニラの風味が感じられるビールに仕上げた。ハンバーガーやフライドポテトの他、バニラアイスやチョコアイスとも相性が良いという。同社南郷醸造所の坂本健太工場長は「バニラフロートやチョコフロートにして楽しむのもお勧め」と話す。
同社では「意外性のある商品を考え、いろいろな世代にビールを楽しんでほしい」と商品を展開している。今回はその一環として「若者のビール離れ」に着目。若者にビールを楽しんでもらおうと、バレンタインデー・ホワイトデーの時期に合わせて企画。仕込みから完成まで4カ月を要した。坂本さんは「ぜひ、バレンタインの贈り物やホワイトデーのお返しに使ってほしい」と呼びかける。
価格は330ミリリットル入り770円。1200本限定。同社の工場やオンライン通販、青森県内のスーパー、酒販売店などで扱う。