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八戸に遊びと仕事の新拠点「であとき」 ラウンジとオフィスで交流促進

ラウンジで交流を深める運営メンバー

ラウンジで交流を深める運営メンバー

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 ボードゲームやビジネス書をそろえたラウンジと個人事業主が入居するシェアオフィスを備えた施設「出逢(あ)いと創造の時」(略称「であとき」)が3月1日、八戸市鳥屋部町にオープンした。

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 5人の個人事業主が共同で運営。ボードゲームや読書が楽しめる空間を提供したり、ビジネスの相談を受け付けたりするほか、「遊び」「学び」「ビジネス」を組み合わせたサービスを通して市民の文化的な交流やビジネスパーソンの出会いの機会の創出を狙う。

 施設は2階建て。1階は14席を備えたラウンジ。運営メンバーが持ち寄ったビジネス書・実用書・デザイン関係の書籍・漫画本など約1000冊、アニメキャラクターのボードゲームや複数人で遊べるカードゲームなど約400セットをそろえる。

 2階は個人事業主5人が入居するシェアオフィス。コーチング事業を展開する高木崇さん、中小企業や個人事業主の経理コンサルタントを手がける蕨志穂さん、「爪活コーディネーター」の福嶋良美さん、デスクトップパブリッシングを手がける来迎高志さん、IT講師やイベント企画などを展開する中田一さんが、それぞれの事業の拠点として使う。

 施設名の「出逢いと創造の時」には、「コミュニケーションや出会いを通して新しい創造が生まれ、人生が豊かになる場所」にしたいという願いを込めた。略称は「であとき」。

 ラウンジは、気軽に訪れてもらおうとカフェをイメージしたインテリアにした。船や舵の模型などの装飾を施し、新たな人生の「出発」や「船出」を表現。読書や勉強、語らいの場として予約なしで使うことができる。Wi-Fiや電源コンセントを備え、コワーキングスペースとしての利用も可能。軽食やコーヒー、ソフトドリンクも提供。少人数の勉強会やパーティーなどの貸し切り利用にも対応する。映画上映会などの実施も検討しているという。来迎さんは「ボードゲームや本を楽しんだりパソコンを持ち込んで作業したりと、気軽に利用してほしい」と呼びかける。

 2階のシェアオフィスでは、入居するメンバーがそれぞれの事業を組み合わせて相乗効果を狙う。今後は経理、IT、ネール、デザイン、コーチングなどの講座を企画し、リスキリング需要にも対応する。新たな入居者も募集している。高木さんは「スキルアップ、レベルアップの場にしていきたい。ビジネスパーソンにぜひ来てほしい」と呼びかける。

 ラウンジの営業時間は10時~22時。個人利用は2時間1,100円~1,320円。延長料金は1時間550円~660円。

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