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八戸三社大祭の山車のカプセルトイ イトーヨーカドー店長が山車組にラブコール

完成したカプセルトイをアピールするアサヒ印刷の漆澤知昭社長、イトーヨーカドー八戸沼館店の鍬田明美店長、八戸臨海開発の大久保浄(きよむ)社長

完成したカプセルトイをアピールするアサヒ印刷の漆澤知昭社長、イトーヨーカドー八戸沼館店の鍬田明美店長、八戸臨海開発の大久保浄(きよむ)社長

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 4年ぶりにみこし・山車の運行が行われる「八戸三社大祭」を盛り上げようと、山車の写真をプリントしたカプセルトイの販売が7月14日、イトーヨーカドー八戸沼館店(八戸市沼館4)で始まった。

八戸三社大祭の山車をかたどったアクリルマスコット

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 同店が入居する商業施設ピアドゥに山車小屋を置く「淀山車組」、祭りに参加する山車組で組織する「はちのへ山車振興会」などの山車の写真をプリントしたアクリルマスコット全15種類。自身も祭りの行列に参加しているという同店の鍬田明美店長が同会に「ラブコール」を送り、同会・山車組など15団体から山車の写真の提供を受けて実現した。製造はアサヒ印刷(弘前市)が手がけた。

 同日、同店で行われた記者発表には、鍬田店長、アサヒ印刷の漆澤知昭社長、ピアドゥを管理する八戸臨海開発の大久保浄(きよむ)社長が出席し、完成したばかりのアクリルマスコットを披露。完成したアクリルマスコットについて漆澤社長は「形状が複雑な山車をトリミングする作業に苦労した。細かい部分まで印刷できていると思う」と胸を張る。「少しでも青森県に貢献したい」とも。

 「コロナで祭りの運行がなかった3年間、誰もの頭の中に『コロナさえなければ』という思いが巡っていたと思う」と鍬田店長。2017(平成29)年9月に同店に赴任してから、祭り期間中は淀山車組の浴衣に身を包み行列に参加していた。4年ぶりに祭りがコロナ前の規模で開催されることが決まり、「イトーヨーカドーでも何か祭りを盛り上げたい」と考え、商品化に至ったという。

 八戸臨海開発は2006(平成18)年、敷地内に「お祭り工房・淀の館」を設置。地元で活動する淀山車組の活動を支援する。大久保社長は「伝統ある長い歴史を持つ祭り。この約20年、地元の山車組と一緒に歩んできた」「(アクリルマスコットの完成を)八戸三社大祭に間に合わせられて良かった」と話す。

 鍬田店長は「4年ぶりに運行が行われる今年は、私も祭りに参加して、どこよりも暑い夏にしたい。ぜひイトーヨーカドーにも遊びに来てほしい」と呼びかける。

 価格は500円。

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