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「ガリステごはん」がリニューアル 前菜で田子の四季を表現

2024年版の田子ガーリックステーキごはん

2024年版の田子ガーリックステーキごはん

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 田子町産の食材を使った料理を提供するガリステごはん「2024年バージョン」の提供が3月29日、町内の3飲食店で始まった。

ニンニクを使った「タッコーラ」で乾杯する関係者

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「田子ガーリックステーキごはん(ガリステごはん)」は田子ニンニク料理推進協議会が開発し、青森県内で4番目の「新OMOTENASHIご当地グルメ」として2016(平成28)年3月29日にデビュー。昨年12月、販売の累計が10万食を突破した。メインの肉巻きずしと共に提供する前菜「9種類の創作ニンニク料理」は毎年3月29日にリニューアルしている。「29日」はステーキの「肉」と特産品のニンニクの「ニク」にちなむ。

 2024年バージョンのコンセプトは「1回の食事で田子町の四季が堪能できるニンニク前菜料理」。同町の自然、景色、公園、歴史、神社、イベントなどをモチーフに、約2カ月かけてレシピを完成させたという。モチーフにしたのは、約10万本のツツジが群生する大黒森(田子町大黒森)、みろくの滝(夏坂)などの観光地や、姉妹都市のカリフォルニア州ギルロイ市(米国)。肉巻きずしに使う牛肉、豚肉、鶏肉や、サイドメニューなどに使う野菜、米などは田子町産という。

 「9回目でようやくニンニク料理と観光が結びついた。観光地のイメージをどう料理につなげるか、自分の足で各地を回って再確認しながら試作した」と同協議会の佐藤剛大会長。事務局スタッフのガリクソン小林さんは「観光地だけでなく、神楽や盆踊りもモチーフにしている。田子町には桜の名所もある。ガリステごはんを食べたら訪れてほしい」と話す。

 3飲食店は、勇鮨(ゆうずし)、御食事処(どころ)なくい、田子町ガーリックセンター。価格は各店共通で1,800円。

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