イメルダ幼稚園(八戸市柏崎4)の園児が5月27日、八戸市農業経営振興センター(尻内町)でサツマイモの苗の植え付けを体験した。
同センターでは2005(平成17)年から、幼稚園や保育園に通う園児に農業に興味を持ってもらおうと、野菜の植え付けや収穫を行う農業体験学習会に取り組む。今年は5月17日~28日にサツマイモの植え付け体験を行った。
この日は同園の園児18人が参加。センターの職員が見守る中、小さな手で土をかき分け、丁寧に苗を植えた。職員が「上手に植えると大きなサツマイモが取れる」と声をかけると、園児らは笑顔を見せ、「大きくなれ」などと口にしていた。10月下旬には収穫を体験する。
同センターの久保昌広所長は「園児たちは楽しそうだった。子どもの頃から土に触れたり農業に親しんだりして、農業の担い手になってもらえれば」と話す。