八戸市立長者中学校生徒の父親たちが考案したメニューを提供する「父親キッチン」が6月1日、「コワーキングカフェ エスタシオン」(番町)で行われた。
生徒数減少や物価高騰などの影響でPTA活動費が減っている状況を受け、イベントを開いて収益を得て活動費を確保しようと同校PTAの「父親委員会」が企画した。同店が調理場を貸し出す「シェアキッチン」を活用した。
この日は、「土曜の昼のその一杯が生徒たちの支援に」をテーマに作ったという「会長の鶏飯(けいはん)」「健さんの唐揚げ」「川口さんのシフォンケーキ」などの手作りメニューをはじめ、ビールやソフトドリンクを提供した。詰めかけた保護者や生徒は、手製の料理を食べながら交流を深めた。物販コーナーでは同校PTAのオリジナル商品「長者中応援タオル」の販売も行われた。
同校PTAの川口貴之会長は「思っていたよりも盛況で、準備していた食材も昼過ぎには品切れになった。次回も多くの人に来てほしい」と話す。
次回は10月12日、同店で行う。