八戸圏域の芸術文化・アートのイベントを企画運営する人材を育成するための「アートプロジェクト制作実践入門講座」が今年も開講する。
開講は昨年に続き2回目。中心街をアートの力で活性化するプロジェクトを推進できる人材を育てるために、八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)が主催する。
講座では、企画から広報戦略・宣材制作、プログラム構成などの「頭を使う」ものから、照明・音響・などの舞台装置の実習まで、9月から来年1月にかけて全14回の講座を開く。講座の最後には総仕上げとして、実際の公演を企画・制作する。総合講師は、「はっち」の文化創造ディレクターでプロデューサー・演出家の吉川由美さんが務める。
事務局を務める「はっち」コーディネーターの渡辺曜平さんは「今までに、アートやアートイベントといったものに興味はありながらも、どこか縁遠いと思っていた人に参加してほしい。この講座に参加することでアートイベントの一連の流れが分かる」と受講を呼び掛ける。「昨年参加した人でも申し込みは可能」とも。
募集人数は20人で、受講料は1,000円(資料代など含む)。申込み締め切りは8月3日。問い合わせは、八戸ポータルミュージアム企画運営グループ(TEL 0178-22-8228)まで。