クリスマスを思わせる色や形の魚を紹介する企画展「マリエント・クリスマスカラー・コレクション」が11月17日、水産科学館マリエント(八戸市鮫町)で始まった。
クリスマスのシーズンに合わせて開く、同館の恒例行事。水槽の中にクリスマスツリー、サンタクロース、雪だるまなどの装飾を置き、クリスマスを思わせる色、形、名称の魚を展示する。
白いウツボ「ホワイトリボンイール」、光の当たり方によって緑や青に色が変わって見える「デバスズメダイ」、透けて見えるほどの透明な体と背や腹の鮮やかな色が特徴の「カラーラージグラス」など色とりどりの魚を紹介し、クリスマスの世界観を楽しめるようにした。赤と白の縞模様のエビ「スカンクシュリンプ」は、サンタクロースをイメージしているという。
同館スタッフの中屋敷一刀さんの一押しは、黄色い体が特徴の「コンゴウフグ」。頭にトナカイの角を思わせる2本の突起があり、別名「トナカイフグ」と呼ばれる。「動きがほかの魚と違いゆっくりとしていて、かわいい」(中屋敷さん)という。
中屋敷さんは「すでに多くの皆さんが来館し、カラフルになった水槽を楽しんでいる。ぜひ遊びに来てほしい」と呼びかける。
マリエントの開館時間は9時~18時。入館料は、一般=300円、高校生=200円、小中学生=100円、65歳以上=150円、未就学児無料。12月25日まで。