
ドーナツ店「MILK DO dore iku?(ミルクドドレイク)」八戸ラピア店(八戸市江陽2)が3月10日、ショッピングセンターラピア(同)にオープンする。
2023年2月、札幌市に1号店を出店して以降店舗数を拡大し、同店で全国26店舗目となる。青森県には昨年、イオンモール下田店(おいらせ町中野平)を初出店。盛況を受け、八戸にも出店する。
提供するドーナツ「生仕立てドーナッツ」に使う小麦粉の原料は北海道十勝産で、生乳や生クリームは北海道産。メニューは「自家製カスタード」「純正ホイップ」(以上、330円)、「ショコラナッツ」(390円)、「自家製ティラミス」(360円)など。同社取締役の北川直輝さんは「シュワっと消えるような食感や、手に持つと崩れそうなほどやわらかいのが特徴」と話す。
八戸ラピア店では、同店限定メニューの「キャラメルバナナ」(380円)を用意。バナナペーストやキャラメルシロップをブレンドした生クリームで、滑らかな食感と風味が特長という。
酪農が盛んな北海道では近年、上昇する生乳の生産コストを価格に転嫁することができない状況が見られ、赤字経営に頭を抱える酪農家が少なくないという。北川さんは「北海道で搾った生乳は自分たちで売ろうという思いがある」と話し、道内の企業と連携し、生産、加工、販売を一貫して行う「6次産業化」を目指す。「青森県では2店舗目。より多くの県民に北海道の酪農家の思いが詰まった商品を届けたい」とも。
営業時間は11時~18時。