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八戸でデビッド・マシューズさんの誕生日ライブ 参加者200人、ラジオ放送も

ライブの後は出演者や来場客がマシューズさんを囲んで記念写真を撮影した

ライブの後は出演者や来場客がマシューズさんを囲んで記念写真を撮影した

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 八戸在住のジャズピアニスト・作編曲家、デビッド・マシューズさんの83歳の誕生日を祝うジャズライブが3月2日、「八戸まちなか広場マチニワ」(八戸市三日町)で開かれた。

桔梗野ミュージックフレンズの演奏

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 昨年デビュー40周年を迎えたジャズグループ「Manhattan Jazz Quintet」のリーダーとして知られるマシューズさん。1976(昭和51)年、ジョージ・ベンソンさんの「グッド・キング・バッド」でグラミー賞を受賞した経験を持つ。マシューズさんは2011年ごろ、米ニューヨーク市マンハッタンから日本に活動拠点を移し、2020年から八戸に住んでいる。

 ライブはマシューズさんと親交が深いという市民が、3月4日の誕生日を祝おうと企画。小学生による器楽バンド「桔梗野(ききょうの)ミュージックフレンズ」、小学生から社会人までの市民がジャズ演奏に取り組む「八戸ジャズ楽団」など、マシューズさんがメンバーの一人として参加する音楽グループがジャズやポップスの生演奏を披露。来場客、出演者、スタッフなど合わせて約200人が参加し、「マーちゃん」の愛称で親しまれるマシューズさんの誕生日を祝った。

 桔梗野ミュージックフレンズはこの日、マシューズさんに誕生日プレゼントを用意。「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」を演奏し、小学生のメンバーがマシューズさんの顔写真をいくつもプリントしたブランケットをマシューズさんに渡すと、会場は笑い声と拍手に包まれた。マシューズさんは同バンドの演奏でフリューゲルホーンを担当したほか、八戸ジャズ楽団の演奏ではピアノのアドリブ演奏を繰り広げた。八戸ジャズ楽団からは「マーちゃん、お誕生日おめでとう」のメッセージが入った日本酒が渡された。「お酒もジャズも大好き」とマシューズさん。

 ニューオリンズピアノ奏者・歌手の泉沢果那さんも東京から駆け付け、マシューズさんが隣で見守る中、ジャズの定番曲「A列車で行こう」や秦基博さんの楽曲「ひまわりの約束」を披露した。マシューズさんと泉沢さんは2018(平成30)年の南郷サマージャズフェスティバルで知り合い、親交を深めているという。

 「マシューズさんの隣でピアノを演奏し、人生で一番緊張したが、とても楽しい時間を過ごした。八戸は南郷ジャズフェスをはじめ音楽のイベントが多く、歴史的な祭りもあり、本当に良い都市だと感じた」と泉沢さん。マシューズさんは「八戸に住みたいと思ったのは、本当に良い音楽のある都市だから。私は本当に運が良い」と話す。

 ライブの様子は、コミュニティー放送局「BeFM」(八戸市番町)のマシューズさんのラジオ番組「ON AIR GIG(オン・エア・ギグ)」で、前編、後編に分けて放送する。放送日は、前編=3月20日、後編=27日。放送時間は21時~21時30分。再放送は、前編=23日、後編=30日。放送時間は22時~22時30分。ラジオ放送配信サービス「リスラジ」でも同時配信するほか、同番組のユーチューブチャンネルでアーカイブ配信も行う。

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