
八戸圏域で活動する青年3団体「八戸商工会議所青年部」「八戸青年会議所」「三八地区商工会青年部連絡協議会」が3月17日、連携協定を締結した。
八戸商工会館(八戸市堀端町)で行われた締結式で、3団体の代表が協定書に署名した。協定は、まちづくりやビジネスに取り組む際に必要な情報の共有、災害時に連携するネットワークの構築が目的。人口減少や少子高齢化による会員数の減少や地域ビジネスの衰退を背景に、圏域の団体の力を結集する狙いがある。今後、まちづくり活動、防災や減災に関する意見交換、災害時の物資提供や情報共有、ボランティア活動の支援を行うという。
「地域を支える青年経済人として、有事の際はもちろん平時も地域活性化につなげていきたい」と八戸商工会議所青年部の松橋里美会長。八戸青年会議所の児玉淳一郎理事長は「有事の際は若い力が求められる。交流を深めて地域のために尽力したい」と意気込む。三八地区商工会青年部連絡協議会の壬生八十仁会長は「今後は情報交換会を積極的に実施し、迅速に対応できるようにしたい」と意欲を見せる。