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八戸・マリエントで魚の「食べ方」に焦点当てた企画展 餌やり実演も

えらから砂を吐き出すアカハチハゼ

えらから砂を吐き出すアカハチハゼ

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 魚たちの奇妙な食べ方に焦点を当てた企画展「おいしんぼ くいしんぼ 魚魚!(ぎょギョ!)海(う)めじゃ~展」が現在、八戸市水産科学館マリエント(八戸市鮫町)で開かれている。

カエルアンコウ

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 同館が食欲の秋にちなんで企画。意外な物を口にする魚や変わった食べ方の魚を紹介する。肉食魚から雑食魚まで8種36匹をそろえ、生態を紹介するポップも設置。会期中の土曜・日曜には、餌やりの実演も行う。

 館内には砂ごと口に含んで微生物を食べる「アカハチハゼ」、疑似餌を使って魚をおびき寄せる「カエルアンコウ」、口から飛ばす水で昆虫を打ち落とす「アーチャーフィッシュ」などを展示し、さまざまな「食べ方」を紹介。ユニークな見た目や意外な食性を持つ魚も並べた。「ヘリゴイシウツボ」はのどの奥にもう1つのあごを持っているという。ピラニアによく似た「レッドコロソマ」は見た目とは裏腹におとなしい性格で、木の実を主食とする。「マガキガイ」は象の鼻のように長く伸びる口でコケを食べる。

 職員の中屋敷一刀さんは「面白い食べ方の魚たちの姿を楽しんでもらえれば」と話す。

 開館時間は9時~17時。入場料は一般=300円、65歳以上=150円、高校生=200円、小・中学生=100円。未就学児無料。会期中の休館日は9月24日・25日。

 10月26日まで。

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