
ラーメンや定食を提供する「けやき食堂」(階上町蒼前東1)が8月17日、八戸ライセンススクール(同)近くの国道45号沿いにオープンした。
階上出身の白坂正則さんが店主を務める同店。道の駅はしかみ(道仏)のレストラン「アゼリー」の料理長として24年にわたり腕を振るった経験を生かし、幅広い年代の市民が気軽に立ち寄れる店を作ろうと出店した。店舗面積は約12坪。座席は13席。1~4人用のテーブルやカウンター席を用意する。
看板メニューの「はしかみラーメン」(950円)にはさまざまな海産物を使う。だしは、カツオや昆布、貝類で取る。具材はめかぶ、ワカメ、ふのり、赤とさかのりなど。海に面する階上の特色を表現した。すき昆布を練り込み緑がかった麺は「つるっとした食感でのど越しが良い」(白坂さん)という。
「海鮮ラーメン」(1,360円)の具材には、八戸港で水揚げされたイカ1杯をボイルして載せる。内臓などは取り除く。ウニやエビ、ホタテ、シュウリ貝、ワカメなどを使い、色鮮やかに仕上げた。定食や丼物、カレーなども用意する。
店名は階上町の「町の木」に指定されるケヤキから取った。「幸運」「健康」「長寿」などの縁起が良い花ことばにあやかったという。白坂さんは「階上方面へ来た際は、気軽に寄ってもらえれば」と呼びかける。
営業時間は11時~16時。水曜定休。