
アウトドア・トークイベント「新郷村×(かける)ムー ミステリーキャンプIV2025」が9月13日、道の駅しんごう間木ノ平グリーンパーク(新郷村戸来雨池)で開かれた。
新郷村ふるさと活性化公社(同)が「キリストの墓」「大石神ピラミッド」など村内のミステリースポットの魅力を広めようと企画。4回目を迎えた今回は、あいにくの雨にもかかわらず、県内外から昨年より100人ほど多い約800人が集まった。
イベントのテーマは「考えるな、踊れ」。新郷村の佐藤和友村長は冒頭「こんな山奥のグリーンパークに集まってもらい、中には何人か宇宙人も交じっていると思う。今日も宇宙人に会えるはず。レッツ・エンジョイ、ミステリー新郷」と力を込めた。
昨年から始まった「なりきり宇宙人コンテスト」には11組が出場し、それぞれが思い描いた宇宙人になりきって審査員の前でアピール。宇宙人の親子や大型のかぶり物を身に着けた人など出場者が登場すると、観客席から大きな声援が起こった。コンテスト後、自称宇宙人の2人組「キキ・カイカイ」のメンバーは「ひと夏の思い出で地球に降り立てて光栄だった」と話していた。
トークショーでは、弘前市出身でミステリー雑誌「ムー」の三上丈晴編集長や怪奇現象の専門家が、UFOや超常現象の最新情報を紹介。詰めかけたファンが熱心に耳を傾けていた。
キャンプファイヤーの点火では「UFOを呼ぶ呪文」を唱え、演歌歌手の小西礼子さんと和太鼓パフォーマーのKANTAさんが披露する「新郷UFO音頭」に合わせて参加者が輪になって踊り、秋の夜長を楽しんだ。