
「懐かしのディスコソングで楽しく運動 健康ディスコ教室」が10月20日、ふくちアリーナ(南部町苫米地)で開催された。
施設を運営する南部町健康増進公社(同)が、高齢の市民に青春時代に流行したディスコダンスでエクササイズを体験してもらおうと企画。長野県松本市を拠点に活動し、全国でダンスエクササイズの普及活動に取り組むプロダンサーの「ちびゆり」さんが講師を務めた。同社で健康指導を担当する中山勝哉さんが現役のストリートダンサーとして活動する縁で実現したという。
約40人の市民が参加。会場には本格的なDJブースを設け、エクササイズの開始前から「DJタイム」が繰り広げられた。中には体を動かしてリズムを取る人の姿もあった。
エクササイズは着座のストレッチで少しずつ体を動かした後、2曲のディスコナンバーに合わせエクササイズの振り付けを練習。最後は色とりどりの照明が会場を照らす中、ほとんどの参加者が立ち上がり、フロアを自由に動きながらエクササイズに汗を流していた。
「健康ディスコの良さは楽しみながらフレイルを予防できるところ。南部町の皆さんと楽しく過ごせて幸せ」とちびゆりさん。中山さんは「初めは厚着をしていた人も次第に軽装になり、汗を流していた。次回は未定だが、今後も続けていけたら」と話す。