早稲田大学と慶応義塾大学の学生有志による「現役大学生が語る!早慶大学説明会」が11月8日、交流サロン「はちのす」(八戸市十六日町)で行われる。
「はちのす」は6月、慶応大学(以下、慶大)の学生有志が開設。昼は一般向けのフリースペースとして貸し出し、夕方~夜は学生の勉強の場として開放する。説明会は八戸にゆかりのある両大学の学生4人が企画。大学進学を考える高校生や家族を対象に、スライドや資料を使って両大学の特徴を紹介する。
同施設の運営メンバーで慶大大学院2年の吉田悠馬さんは「青森県から両大学への進学率が低いのは、受験や経済的な面でハードルが高いと思われていることが原因」と話す。説明会では、高校生には学生生活のアドバイスを、家族には奨学金制度の紹介を行うほか、参加者からの質問に答える場面も設ける。気軽に質問できる雰囲気を作ろうと、学生が普段から使う「はちのす」を会場に設定した。
吉田さんは「受験までに現役生が取り組んだことや、入学後にどんな学生生活を送っているのかも伝える。将来を考えるきっかけになれれば」と話す。
参加費は、一般=1,000円、高校生以下=500円。時間は、1回目=9時~10時30分、2回目=11時~12時30分。定員は各回15人。事前申込制。「現役大学生が語る!早慶大学説明会」メールフォームで受け付ける。