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三八地区で「税に関する作品」の表彰式 イラストや標語24点

工藤さんの作品

工藤さんの作品

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 2025年度の「税に関する作品」表彰式が11月13日、八戸市総合教育センター(八戸市諏訪1)で行われた。主催は三八租税教育推進協議会。

ショッピングセンターラピアでは作品の展示も行われた

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 子どもたちに税に関する知識や仕組みに興味を持ってもらおうと、国税庁が11月11日~17日に実施した「税を考える週間」に合わせ、「これからの社会に向かって」をテーマに作品を募集した今年は、八戸市や三戸郡の小学校7校からイラスト126点、同じく中学校17校から1049点の標語が寄せられ、「税金で 知らない誰かに 届ける未来」という標語や「『私たち』が『私たち』のためにできること!」と題したイラストなど24点が入賞した。

 小学生の部の三八租税教育推進協議会長賞には、南部町立南部小学校6年の工藤多恵さんのイラスト「税金で暮らしに笑顔を増やそう」が選ばれた。公園、公共施設、道路、警察官、消防車などを人の手で支えるようなイラストにタイトルの文字を添えた。工藤さんは「賞に入ると思っていなかったのでうれしい。税金が公共施設や警察署、消防署など人々の役に立つところに使われていることを意識して生活を送りたい」と話す。

 同協議会の齋藤信哉会長は「どの作品からも普段の生活と税の関わりについてよく考え、学んだことが伝わってきた。これをきっかけに社会の仕組みについて考え、豊かで住みやすい社会を作り上げてほしい」と期待を寄せる。

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