「函館パン工房 エスポワール」が11月28日、「八戸ショッピングセンターラピア」(八戸市江陽2)にオープンした。青森初出店。運営は金剛(鷹匠小路)。
1992(平成2)年から今年11月16日まで33年、市民に親しまれたパン店「マルメ」の店舗跡を同社が改装し、北海道函館市で4店舗を展開する「エスポワール」のフランチャイズ店として出店した。
サンドイッチは「タマゴ&ツナ」(356円)や合鴨(400円)、ハムバターサンド(430円)などマルメ時代に人気だったという商品の具材を使って用意する。このほか、バケット(280円)、ベーコンエピ(300円)など、フランスパン生地をベースにした商品、生地に酒かすを練り込んだこしあんパンや粒あんパン(以上、200円)などを提供する。
オープンから6日たった12月3日の同店はパンを買い求める客でにぎわいを見せていた。金剛常務の藤田充さんは「パンの種類を大幅に変えたことで若い人の来店も増えている。今後は八戸の食材を使ったパンも提供できたら」と手応えをのぞかせる。エスポワール副店長の川口瑞紀さんは「エスポワールのパンを食べるためにラピアに来店する人が増えれば」話す。
営業時間は10時~20時。