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中居林えんぶり組、祭り本番前に道具整える ジャンギに松の葉、煮干しなど

道具作りの様子

道具作りの様子

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 八戸の冬を彩る風物詩「八戸えんぶり」の開幕を前に、2月11日、中居林えんぶり組で祭りに向けた「道具作り」が行われた。

ジャンギに装飾した昆布、松の葉、煮干し

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 毎年2月17日~20日、八戸市中心街をメインエリアに開かれる旧暦の小正月の行事、八戸えんぶり。八戸圏域で活動する約30組の「えんぶり組」が、稲作を表現した舞や「えびす舞」「大黒舞」などの演舞を披露し、今年の豊作を祈る。

 八戸市中居林地区で活動する中居林えんぶり組はこの日、メンバーが活動拠点の消防屯所に朝から集い、祭りで使う道具を修繕する「道具作り」を行った。太夫が手に持って舞う棒状の農具「カンダイ」「ジャンギ」には半紙を巻き、昆布、神のより代とされる松の葉、豊漁を意味する煮干しなどを装飾。ジャンギの先端に取り付ける「ナリゴ」は、畑に設置する害獣よけだという。おはやしを披露する親方が手に持つ指揮棒「ザイ」は、先端の赤、紫、緑などの紙テープを交換した。本番では「正月のお祝いに松の葉を持って祝いなさるものかな」の歌詞を歌いなら振る。

 休憩時間にはメンバー手製のみそラーメンが振る舞われた。同組で太夫を担当する中学校教諭の横田英敏さんは4人前をぺろりと平らげ「今年は若手の太夫が練習に取り組んで力を付けてきた。自分も頑張りたい」と意気込んでいた。職場の理解を得て休暇を取得し、祭り期間は毎日参加するという。「実際に足を運んでもらい、祭りに興味を持ってくれる人が増えたら」と話す。

 この日の夜は一通りの舞を本番と同じ順番で練習する「中打ち」が行われ、いつもよりも早めに練習を切り上げて郷土料理「さめなます」を食べて祭りに備えた。

 同えんぶり組は2月17日、長者山新羅神社(八戸市長者1)での「撮影会」(8時~)、20日の八戸市庁前市民広場(内丸1)で開かれる「えんぶり一般公演」(13時~)に出演する。

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