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八戸えんぶりの手拭い、デザイン刷新 新参加組の紋章、サイダーとセットも

左から「横町えんぶり組」と「新井田仲町えんぶり組」の太夫のイラスト

左から「横町えんぶり組」と「新井田仲町えんぶり組」の太夫のイラスト

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 青森県の冬を代表する祭り「八戸えんぶり」に参加する「えんぶり組」の紋章を並べた手拭いが、デザインをリニューアルし、2月14日に販売を始めた。

新しい手拭いをアピールする高坂さんと滝川さん

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 青森・岩手の旧八戸藩領を中心に伝承されるえんぶり。最大規模の「八戸えんぶり」は毎年2月17日~20日に開かれ、25~30万人でにぎわう。手拭いは、八戸の地サイダー「三島シトロン」を製造する八戸製氷冷蔵(八戸市白銀町)とデザイナーの高坂真さんの共同開発。烏帽子(えぼし)を被って勇壮に舞う「横町えんぶり組」「新井田仲町えんぶり組」の太夫を中央に配置し、全32の紋章が取り囲むデザインにした。

 2018(平成30)年に続く商品化で、2024年から新たに祭りに参加した南部町の「高瀬町内会えんぶり組」の紋章や「国重要無形文化財」の文字などを加えた。白と紺の2種類を用意。「同じデザインに見えるが、紺色はにじみを想定して線の太さを調整している」と高坂さん。白銀地区で湧く水を使ったサイダーを土産品として活用してもらおうと、同社のサイダー「三島シトロン」「みしまバナナサイダー」の2本を1枚の手拭いで包んだ商品も用意する。

 高坂さんは自身の冊子「のへの」の刊行を通し、青森県下北地方から岩手県南地方までの旧八戸藩領・盛岡藩領に広がる約30の秋祭りを取材するなど、祭りや文化を発信する活動に取り組む。八戸えんぶり初日の2月17日は、神社の境内でえんぶりを披露する人々の姿を写真や動画に収めていた。「季節風『やませ』に苦しめられて米が取れなかった八戸で、米にまつわる芸能を行うことに美しさを感じる。演じる人も見る人も、寒さが最も厳しい時季に双方が楽しむ芸能を持っていることに良さがある」と話す。

 県外出身で、家族がえんぶりに参加しているという同社の滝川敬子さんは「冬の祭りを開く地域は少ないと感じていた。冬の伝統行事を継承する人たちに尊敬の念を覚える。手拭いを通じてえんぶりを全国の皆さんに知ってもらえたら」と話す。

 価格は、手拭いのみ=1,200円、サイダーのセット=1,600円。八食センター、カネイリミュージアムショップのほか、祭り期間中は南部会館でも販売する。

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