八戸の飲食店「そーるぶらんち新丁」(小中野8、TEL 0178-85-9017)で7月20日から、写真クラブ「ファットフォトファンクラブ青森」の写真展「音と写真」が開かれている。
ファットフォトファンクラブ青森は、八戸市や近隣に在住のプロ・アマチュア写真家9人による写真クラブ。同クラブの写真展は今回で4回目。これまで「エリア(地域)」「カラーズ(色)」など、抽象的なテーマで写真展を開催してきている。
今回はテーマを「音」とし、メンバー9人がそれぞれの視点から見た「音を捉えた写真」を50点を展示している。ミュージシャンが演奏しているなど一目で音を捉えたと分かる写真もあれば、景色や動物、モデルなどを用いて音を表現した抽象的な作品も並ぶ。
同クラブの佐々木遊(ゆう)さんは「これまで抽象的なテーマを扱ってきたが、今回は『音』をテーマに選んだ。メンバーの作品の中には『これのどこが音なのだろう』と考えさせられる写真もある。視覚表現である写真から音を感じ取ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。
会場となる「そーるぶらんち新丁」店主の吉川拓志(たくし)さんは「いつもは店側でアーティストを探して展示を行ってきたが、今回は初めて外部のグループが写真展を開く。ぜひ遊びに来てほしい」と話す。
営業時間は、平日=14時~20時、土曜・日曜=12時~18時(22日は14時~21時、23日・24日は12時~21時)。入場無料。今月30日まで。