サッカー・JFLのセカンドステージ第6節のヴァンラーレ八戸対東京武蔵野シティFCの試合が7月24日、五戸町ひばり野公園陸上競技場(青森県五戸町豊間内)で行われ、ヴァンラーレは0対1で破れた。
2連勝で試合に臨んだヴァンラーレ、前半3分にブロックした相手シュートを押し込まれて先制点を許す。その後、前半25分にPKのチャンスを得るが決められず0対1で試合は後半へ。怒涛(どとう)の攻撃を見せ、何度も相手ゴールに迫るヴァンラーレだったが、引いて守る相手の前に最後までゴールを割ることができず、そのまま0-1で試合終了となった。
ヴァンラーレの菅井拓也キャプテンは「1年を通して今日の1敗は今後に響いてくると思う。次は中断前の最後の試合、しっかり勝って、1カ月の中断期間で自分たちがレベルアップするためにいい形で終われればと思う。引いた相手をどう崩していくかがこれからの課題。しっかり受け止めて次につなげていきたい」と試合を振り返った。「今シーズンは苦しい試合が多いが、サポーターが今日も温かい声援など僕たちの背中を押してくれているので残りの試合、全力で戦っていきたい」とも。
この日は「納涼デー」と銘打たれ、浴衣・甚平で来場した観客は入場無料という企画を実施。男性・女性問わず多くのサポーターが浴衣や甚平姿で来場し、会場は華やいだ雰囲気となった。
セカンドステージ6試合を終えて勝ち点7のヴァンラーレの順位は16チーム中10位。J3昇格のための成績面の条件である年間総合順位4位までは勝ち点差7の6位。観客動員数は好天にもかかわらず1000人を割り込んで982人。昇格条件「年間平均2000人達成」のためにはホームゲーム残り5試合で1万5082人(1試合平均3016人)が必要と、非常に厳しい状況となっている。
ヴァンラーレの次節は31日に岩田総合球技場(愛知県豊橋市)でマルヤス岡崎と対戦。その後、リーグは1カ月間の中断期間に入り、次回ホームゲームは9月11日に八戸市東運動公園陸上競技場でファジアーノ岡山ネクストと対戦する。