青森県五戸町小渡平公園で7月30日、米国のオートバイメーカー、ハーレーダビッドソンのオーナーが集うキャンプイベント「第14回 Red Hot Camp」が開かれる。
全国からライダーが参加し、クラシックハーレーから最新型まで約500台のバイクが集結する同イベント。ハーレー以外にも自転車や原動機付き自転車で参加する人など、幅広い層が楽しむ。屈強な男性が多いイメージの強いハーレーオーナーだが、家族ぐるみで参加するオーナーも多くアットホームな一面も見せる。
同イベント実行委員会代表で八戸市で札幌ラーメン「味楽軒本店」(八戸市青葉)を営む戸草内勇一さんは「14年前はバイクのイベントということもあり地域の理解を得ることはなかなか難しかった。回を重ねるごとに理解が得られ、現在では事前に地域にあいさつ回りをすると『今年も来たね』『晴れるといいね』と声を掛けられるようにまでなった」と笑顔で話す。
今年の同イベントには初めて五戸町町長も参加し祝辞を述べるなど、地域にも定着している。21時以降はエンジン始動厳禁など、環境・マナーにも配慮する。毎年、イベント終了後に実行委員でゴミ拾いを行うが、ゴミが落ちていることはほとんど無いという。
当日は、ゲーム大会、バイク遅乗りレース、大人数腕立て伏せ、サクランボ種飛ばし大会などが行われるほか、同イベント限定のTシャツやイベントポスターをデザインした地域名産の長芋焼酎「郷の華」(720ミリリットル、1,700円)の販売も行われる。
戸草内さんは「ファミリー参加が多いアットホームなイベントなので、ハーレーに限らず、車や自転車での参加、見学だけも歓迎」と来場を呼び掛ける。
開催時間は12時~21時(ゲートオフ)。参加料は宿泊=2,000円(バッジ付き)、見学は無料。