八戸の館鼻漁港(八戸市新湊3)で8月21日、「第36回八戸花火大会」が開かれ5000発の花火が打ち上げられる。
同大会は全14プログラムで構成。会場で流れるBGMに合わせた花火や市民のメッセージともに打ち上げる花火などバラエティー豊かなプログラムに、今年は全国有名花火師の作品の打ち上げる「全国花火師競演プログラム」や花火を解説のナレーション付きで打ち上げる「レクチャー花火」も新たに加わる。
当日の模様は市のコミュニティーラジオ局「BeFM」が18時30分から大会終了まで、ラジオ生放送とインターネット動画の生配信を行う。会場から離れて花火を見ていてもプログラムの進行状況が分かるほか、会場で流れるアナウンス、BGMも聴け、「会場にいるような臨場感を味わえる」という。
会場までは、ラピア(江陽)からシャトルタクシー(片道1台=1,000円)を運行。復路には今年から新たにシャトルバス(片道1人=300円)も運行する。
実行委員長の田島理成さんは「今年の八戸花火大会はこれまでのプログラムを改め、花火玉一発一発を楽しめる構成を織り込んだ。芸術玉と呼ばれる全国有名花火師が八戸花火大会のために特別に製作した花火を打ち上げる。最後までそれぞれのプログラムを楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。「会場周辺は避難経路確保のため交通規制が行われる。渋滞緩和のため公共交通機関やシャトルタクシーの利用していただければ」とも。
19時開演。入場無料。有料指定席は1マス5,000円(4人まで)。悪天候の場合は8月28日に順延。