八戸共通商品券がデザインをリニューアル 4年の有効期限も導入

リニューアルされた「八戸共通商品券」を手にする橋本精二組合長

リニューアルされた「八戸共通商品券」を手にする橋本精二組合長

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 八戸市内の小売店などで利用できる「八戸共通商品券」が9月1日、デザインをリニューアルする。

新しいデザインには「八戸三社大祭」や「八戸えんぶり」が描かれる

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 同商品券は地域の消費者の利便性向上と商業の活性化を目的として、1989年に「はちのへ共通商品券共同組合」(八戸市堀端町2)が発行。1992年から2009年まで18年間にわたり、地域商品券として日本一の発行高を誇ってきた。2015年度までの累計で199億2,901万円分を発行している。

 デザインのリニューアルは5年ぶりで、これまで以上に市民に親しんでもらえるように1,000円券に「八戸三社大祭」、500円券に「八戸えんぶり」にデザインを変更した。

 併せて、有効期限を初めて導入。期限を設けることによって、有効期間内の利用を促進し、消費喚起や地域内の経済循環を図る。期限は発行年度から4年がたった年度の2月20日。今年9月1日から2017年3月31日までに購入した分の期限は2021年2月20日。期限は券面に記載されている。これまでに発行された現在の商品券は、これからも期限なしで使用できる。

 同共同組合の橋本精二理事長は「商品券に期限を設けることによって、経済循環のスピードアップにつながると思う。期限も最短で4年と短くはないので、地域の生活の活用に役立ててほしい。この商品券は日常使うお店のほとんどが加盟しているので、他の地域にはない使い勝手の良さがある。冠婚葬祭やお祝いや記念品と幅広く活用されているので、これからも今まで以上にご愛顧いただきたい」と地域経済活性化に期待を寄せる。

 7月31日現在、同商品券の販売箇所は91カ所、利用できる加盟店数は518店。

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