八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で8月27日、同市内の幼稚園が一堂に集まってステージイベントやパネル紹介を行う「ようちえんの広場」が開かれた。
同イベントは、遊びのコーナーを体験したり多彩なステージショーを通したりして子どもたちに幼稚園の楽しさを体験してもらうことや、未就学児童を持つ保護者に幼児教育の必然性を認知してもらうことが目的。今回で25回目となり、市内の私立幼稚園21園が参加する。
イベントでは、「はっち広場」では「青森ベジブルS」による野菜着ぐるみショーや各幼稚園のワクワクステージが行われ子どもたちが盛んに歓声を上げていた。ギャラリー1では各園による展示コーナーや子育て相談コーナーを設置。シアター1では絵本の読み聞かせや、魚釣りゲームコーナー、スポンジ積み木、体験遊びコーナーなどを設置し子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿が見られた。
イベントを主催する八戸市私立幼稚園協会の田頭初美会長は「ようちえんの広場は、広く市民の皆さんに幼稚園教育のことを知ってもらうことが目的。21の市立幼稚園が、あそびの広場・ステージ発表・園紹介のポスター・これから入園をお考えの方の相談コーナーを設けている」と話す。
来場した子どもたちは「楽しかった」「また来たい」「幼稚園で遊びたい」と元気に話す。保護者からは「来年の入園の参考になった」という声が聞かれた。