八戸のカフェギャラリー「そーるぶらんち新丁」(八戸市小中野、TEL 0178-85-9017)で現在、姉妹による写真と服の展示会「maison de fanfare 2016 Sisters」が開かれている。
「maison de fanfare」は、写真家の中村佳代子さんと服飾作家の妹・中村泰栄さんによるコラボユニット。昨年オープンした同店を2人が訪れた際、オーナーの吉川拓志さんから「2階のギャラリーで何かやってみないか」と言われことがきっかけで同展を開いた。自然の光を生かした佳代子さんの写真や木綿の素材や自然の風合いを生かした泰栄さんのワンピースなどを展示している。
佳代子さんは「このギャラリーは他に無いようなすてきな空間で、こんな機会が持てて幸せだと感じている」、泰栄さんは「八戸の私たちの知り合いはもちろん、同ギャラリーのお客さまなど、新しい出会いもあってうれしい」とそれぞれ話す。「今後も写真と服飾という異業種のコラボの中で可能性を広げていきたい」と佳代子さん。
会場を訪れていた30代の女性は「写真も洋服も柔らかい感じが、とても印象に残った。会場にある花の演出もすてきだった」と話す。50代の女性は「八戸出身でこういう活動で活躍をされている方がいらっしゃるとは。存じ上げなかった。これを機にさらに活躍してほしい」と期待を寄せた。
営業時間は月曜~金曜=14時~20時、土曜・日曜・祝日=12時~18時。入場無料。10月23日まで。