八戸ポータルミュージアム「はっち」(八戸市三日町)で10月22日・23日、日本フラワーデザイナー協会八戸支部の作品展「フラワーデザイン展2016 錦秋」が開かれた。
同展には植物や植物素材で製作したアレンジメント、コラージュ、ブーケ、プリザーブドフラワーなどの作品約40点が並び、来場者は展示作品を興味深そうに眺めていた。体験コーナーではハロウィーンをテーマにしたアレンジメントの制作体験も行われた。
同協会青森県支部副支部長の小橋てる子さんは「庭にある草花、野にある草花などは季節によって色の違いがあり雑草といえどもいとおしくなる。台所にある野菜を使った作品もあり、植物が身近にあることが分かる。普段散歩をしていても、つい植物や草花に目が行ってしまう。この展示を見て興味を持ってくれればうれしい」と話す。
会場を訪れた30代の女性は「すてきなデザインや思いもかけない素材の作品があり、見ていて楽しい。生け花とまったく違って面白い」、40代の女性は「野菜の白菜が作品になっていてびっくり。こういうのもありなんだと思った。芸術性の高いものから、思わず顔がほころぶようなのまであって、来て良かった」と、それぞれ話していた。