八戸市中心街で10月30日、「ハロウィーンツアー2016」が開かれ仮装した親子連れが練り歩いた。
同イベントは八戸国際交流協会交流部会が運営。メイン会場となった八戸ポータルミュージアム「はっち」(三日町)にはスパイダーマン、ピカチュウ、ダッフィーなどに仮装した「小さなお化けたち」約255人とその保護者が集合。国際交流員メンバーから、ハロウィーンのあいさつの仕方などのレクチャーを受けた。レクチャーの後、館内に設置した特設ブースで、フェースペインティングや輪投げ、ボール投げ、記念写真などの遊びを体験した。
ツアーでは、コスプレしたボランティアガイドを先頭に、三日町・十三日町の商店街を練り歩き「トリック・オア・トリート」の掛け声とともに、商店などに立ち寄った。店舗の店員らは子どもたちの掛け声に「ハッピーハロウィーン」と返し、キャンディーやクッキーなどのお菓子をプレゼント。子どもたちはうれしそうな表情でお菓子を受け取っていた。
この日は、八戸中心街の歩行者天国の今年の最終日。訪れた市民らはかわいらしいお化けたちの姿にカメラを向けたり、声を掛けたりしてハロウィーンを楽しんでいた。
ボランティアスタッフとしてゾンビの姿で参加した小清水佑也さんは「寒かったが、子どもたちとお菓子をもらって歩いて心が温まった」、カイロ・レンに仮装したハワイ出身で横浜在住のアマンダ・ツハコさんは「アメリカでもハロウィーンは大イベントなので、今回ボランティアとして参加した。子どもたちの仮装がとてもかわいく、アメリカらしいなと感じた」とそれぞれ楽しそうに話した。