八戸で地場産品を使った新商品コンテスト リンゴを使ったサブレが1位に

「ユートリー新商品人気コンテスト」には3商品が入賞した

「ユートリー新商品人気コンテスト」には3商品が入賞した

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 八戸地域地場産業振興センター「ユートリー」(八戸市一番町1)で11月22日、「ユートリー新商品人気コンテスト」表彰式が行われ、「青森林檎(リンゴ)ソフトサブレ」が1位に輝いた。

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 イカやサバ、リンゴなどの青森県産の特産品を原料とした新商品を、広く市民や観光客に知ってもらうことを目的に企画した同コンテスト。今年は10月29日・30日にユートリーで「産直・郷土食フェア」を同時開催し、その中でコンテストが行われ7商品がエントリーした。来場者は実際に試食して気に入った商品に投票し順位を競った。

 コンテストでは、1位は青森県産のリンゴ「ふじ」とモチ小麦を使用してリンゴの果肉を包んで焼き上げた「青森林檎(リンゴ)ソフトサブレ(160円)」(萬榮堂)。2位は八戸港で水揚げされたサバを濃厚なタレで煮込んだ「さば味噌(みそ)カレーバターミルク煮(600円)」(ディメール)。3位には、せんべいに青森県産の黒にんにくパウダーを振りかけた「黒にんにくせんべい(486円)」(しんぼり)が輝いた。

 同センターの小向洋一理事長は「フェアにはおよそ7300人が来場し、千数百人から投票いただいた。当日は大盛況で行列もできるほどで、どの商品も大変おいしかった。今後も新しい商品をこのコンテストに出品していただければ」と話す。

 1位に輝いた萬榮堂(八幡)の松田智司代表は「コンテストは初めての参加だったが、とてもいい商品ができて手応えはあった。萬榮堂というと「鶴子まんじゅう」が最初に出てくると思うが、若い年代の方にも知っていただくためサブレを開発した。お子さんや年配の方でも安心なやわらかい食感が特徴。青森県のリンゴのおいしいお菓子が八戸にあるということや、お菓子を通して八戸を知り八戸にまた来てもらえるようにと取り組んでいる」と笑顔を見せる。

 コンテスト入賞した商品は同センター1階の土産売り場で販売する。

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