八戸に「しんぶんカフェ」 地方紙15紙そろえる、和食コーナーも併設

カフェ中央の円卓には地方紙15紙をそろえる

カフェ中央の円卓には地方紙15紙をそろえる

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 八戸のデーリー東北新聞社(八戸市城下1)敷地内に11月29日、カフェと和食コーナーを併設する「しんぶんカフェ」(TEL 0178-51-6767)がオープンする。

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 同カフェは木造平屋建てで、店舗面積は約90坪。カフェコーナーは席数が24席で白を基調とした壁面に木目の床をあしらった落ち着いた雰囲気。カフェ中心部の円卓には、苫小牧民報、岩手日日新聞、福島民報、福島民友、琉球新報、沖縄タイムスなど全国の地方紙15紙をそろえる。

 ピザ窯も備え、「八戸の恵みピザ」(1,580円)、「マルゲリータ」(1,280円)、「生ハムと南郷ジャズ菜のピッツァ」(1,380円)などを提供する。サバを使った「サバーガー」(450円)、南部地方の郷土料理菓子「きんか餅」(300円)などのご当地メニューも用意する。

 和食コーナーには「日本の味 俵屋」(白銀町、沢上弘代表)が入り、2016年全国丼選手権でグランプリを獲得した「銀サバトロ漬け丼」(1,800円)、2010年全国どんぶり選手権最優秀賞を獲得した「八戸ばくだん」(同)、「はちのへ鮨(すし)」(3,000円)などのメニューを提供する。

 同社では「カフェ通じて『地域コミュニティー活動のさらなる活性化』『地域の食文化の情報発信』『地方紙に親しむ環境の創出』をさらに促進していきたい」としている。

 同社の荒瀬潔社長は「しんぶんカフェでコーヒーを飲みながら他の地域の地方紙を読み、テレビやネットに載らないニュースで他の地方の姿を知り、知的欲求を満たしてほしい」と話す。

 俵屋の沢上代表は「すし屋とカフェが連動しての営業は全国でも珍しいのでは。主に地元の食材を使った料理で運営していく。地元の味にさらに親しんでほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、カフェ=11時~22時、俵屋=11時30分~14時・17時~22時。月曜定休(月曜日が祝日の場合は火曜が休み)。

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