八戸市公会堂(八戸市内丸)で12月18日、八戸工業大学第一高校(白銀町)吹奏楽部の「第45回記念定期演奏会」が開かれる。
同演奏会は在校生と卒業生による合同の演奏会。同校吹奏楽部は長い歴史を持ち定期演奏会も45回目を数える。今年の吹奏楽部のメンバーは8人と少なめだが、今年も伝統に沿って公会堂で定期演奏会を開くことになった。近年は卒業生も演奏会の演奏に加わっており、在校生・卒業生合わせて30人ほどの大所帯での演奏会になる。
演奏会は3部構成で、第1部が現役部員によるアンサンブル演奏、第2部・3部が卒業生も加わった演奏となる。演奏するジャンルは吹奏楽向けのオリジナル曲からクラシック・ロック・ポップス・ジャズまで幅広く演奏し、吹奏楽に親しみのない人でも楽しめるように構成を工夫する。
今月12日には合奏練習が行われ、同部顧問の下道亘さんが生徒らの音程、リズムの取り方・音の伸ばし方などを指導した。途中から卒業生も加わり、元顧問で退職後は音楽指導を担当している中村浩治さんも笑いを交えながらも熱のこもった指導を行った。
3年生で同部部長のホルン担当・長谷部彩音(あやね)さんは「現役部員は少ない人数だが先輩方の協力で定期演奏会を開くことができる。45回目となる記念の年にふさわしい演奏会になるべく練習を重ねている」と気合を入れる。
開催時間は15時~17時(14時30分開場)。入場料は500円。チケットは当日、会場で販売する。問い合わせは同高(TEL 0178-33-5121)石井裕美子教諭まで。