八戸地域地場産業振興センター「ユートリー」(八戸市一番町1)の「おんであんせ ユートリーおみやげショップ」がリニューアルオープン、12月23日、式典が行われた。
同センターは1992年に開館。JR八戸駅に隣接し、8階建ての館内には地場産業の育成のための研修室、会議室、宿泊施設、展示即売場などを備える。
展示即売場(土産ショップ)は八戸地域を中心に青森県内・岩手県北の特産品約2000点の商品を取り扱う。正式名称は「展示即売場」だが来訪者に分かりやすく、より親しみを持ってもらうため店名を「おんであんせ ユートリーおみやげショップ」としている。「おんであんせ」は八戸地域で「よくいらっしゃいました。歓迎します」の意、「ユートリー」は同センターの愛称。
同ショップは開館以来ほとんど改装していないことから2015年度から段階的にリニューアルを実施した。リニューアルでは商品コーナーを明確にすることにより、買い物客が回遊し買い物しやすい動線に配慮。統一感を持たせた配色と什器を配置、清潔感のある空間づくりに力を入れたという。
式典では関係者によるテープカット、式典後は先着100人に八戸地域の特産品がもらえるプレゼントくじや、先着100人にリンゴジュースをプレゼントなどのイベントも行われた。
同センターの即売担当の福原翔さんは「以前にも増して、商品コーナーが見やすくなるよう工夫した。県内外の観光客やビジネス客、地域の皆さんに支持され続ける店を目指す。年末年始、帰省の際はぜひリニューアルしたお土産ショップに立ち寄っていただければ」と呼び掛ける。
営業時間は9時~19時。12月31日は休館。