国際アイスホッケー大会で「八戸ホワイトベア」3連覇 各国選手と交流も

八戸駅に凱旋(がいせん)した「八戸ホワイトベア」

八戸駅に凱旋(がいせん)した「八戸ホワイトベア」

  • 0

  •  

 米国・ミネソタ州セントポール市で3月13日から22日まで行われた「第15回 フレンドシップ国際アイスホッケー大会」で、「八戸ホワイトベア」が9戦全勝で大会3連覇を成し遂げた。

[広告]

 同大会は、小学5年生から中学1年生までの年代の子どもたちによる国際アイスホッケー大会で1989年の八戸大会から2年に1度参加国の持ち回りで開催する。今年は米国、オーストラリア、日本など5カ国10チームが参加。八戸ホワイトベアは9戦全勝で2013年、2015年大会に続く大会3連覇を果たした。

 国境を越えた交流、親善を目的としたこの大会は総勝ち点から反則数を差し引いて順位を決定、大差がついた場合は第3ピリオドに両チームの選手を入れ替えて試合を行うほか、選手数が少ないチームには各国から選手をレンタルするなどの特殊ルールで実施する。

 参加各国の選手が開催地の家庭にホームステイをして交流を深めるのも特徴。八戸ホワイトベアの選手たちも現地のホッケー用品の専門店を訪れ、北米プロリーグNHLのミネソタ・ワイルドの試合も観戦するなど貴重な経験を積んだ。

 大会を終えた選手たちは23日夜に八戸駅に到着。長旅に若干疲れた様子だったが、元気に結果と帰国を報告した。次回2019年の大会は八戸での開催が予定されている。

 下坪久晃キャプテンは「皆が笑顔で迎えてくれて、僕たちも元気に帰って来られて良かった。いろいろなチームや選手と交流を深め、言葉は通じなくてもコミュニケーションを取れたと思う。連続優勝は僕たちで途切れさせるわけにはいかなかったのでうれしかった。交流することの大切さを知ったのでこれからの活動でも積極性を高めてレベルアップできるように日々努力していきたい」と話す。

  • はてなブックマークに追加

八戸経済新聞VOTE

八戸経済新聞で知りたい情報は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース