八戸の八食センター(八戸市河原木)「くりやホール」で4月2日、ストリートダンスを競う「STREET UPDATE DANCE BATTLE@八食センター」が開かれた。
同イベントは、2011年から始まり今回で3回目。世界的なダンサーMARI KODAさんの「ダンスの力で被災地にパワーを送ろう」という言葉や姿勢に共感して、ストリートアップデート事務局の春日知子さんらがイベントを立ち上げた。
初回は2011年に「はちえきキャンバス」(八日町)でダンスワークショップを開催。2014年には、長者中学校(沢里)での特別授業や「はっち」(三日町)でダンスワークショップ、トークショーを行った。
今回はダンスバトルの形式で行われ、50組60人以上がエントリー。会場内にはDJが音楽を流し続け、音楽に合わせて踊る観客の子どもたちの姿も見られた。バトルでは「Bboy solo」バトルでBboy Kfiawhiteさん、「Freestyle solo」バトルで「かりんとう」さんがそれぞれ激戦を制し勝者となった。
春日さんは「小さい子どもたちにもダンスを楽しんでほしいので幼児は入場無料にした。B-boy系のアパレルブランドからも協賛をいただきここでしか手に入らないオリジナルグッズもある。ダンスだけではなくファッションでも盛り上げていきたい」と話す。
スペシャルゲストにMARI KODAさんも訪れ、集まった約200人の観客は思い思いにダンスを楽しんだ。収益の一部は火災で焼失した蕪嶋神社(鮫町)の復興へ寄付した。