八戸市埋蔵文化財センター「是川縄文館」(八戸市是川)で4月13日、同館のボランティアを励ます「縄文是川ボランティア激励セレモニー」が行われた。
「縄文是川ボランティア」は1996年に発足、今年で21年目を迎え、現在は高校生2人を含む47人が在籍する。同ボランティアは「是川縄文館」のガイドや体験学習のサポートを務め、昨年度は約6000人の来場者にガイドをし、約4000人の体験学習をサポートした。
式典では、小林眞八戸市長が「メンバーの方々の日頃の活動には敬意を表する。北海道から東北北部の縄文遺跡群のユネスコ文化遺産登録を目指している中でボランティアの存在は心強い。これからも縄文、八戸の魅力を発信してほしい」、大黒裕明八戸観光コンベンション協会会長が「八戸が好きだから、縄文が好きだから、という皆さんの気持ちが伝わる活動。20年以上続く活動がこれからも続きますように」と、それぞれ激励した。
同ボランティア代表の山地實さんは「ボランティアメンバーは皆、是川の縄文文化に深い興味と愛着を持っている。一人でも多くの人にその魅力を伝えたい」と応えた。
会場では、地元の「是川音頭」の披露も行われ、和やかなムードに包まれた。