八戸の種差海岸インフォメーションセンター(八戸市鮫町、TEL 0178-51-8500)の来館者数が5月20日、50万人を達成した。
同館は2014年7月、種差海岸の天然芝生地を見渡せる位置に開所。同地は2013年5月に三陸復興国立公園に指定されている。種差海岸や階上岳地域の自然や暮らしの情報を発信し、それらと触れ合う機会を提供している。昨年7月に来館者40万人を達成後、10カ月での50万人達成となった。
50万人目の来館者となったのは、八戸市内から好天に誘われて家族で来たという村田洋平さん、慈子さん、雅直君、寛直君の一家。村田さんらが14時過ぎに来館すると、記念のくす玉が割られ、花束と記念品が贈られた。種差海岸をイメージして作られた記念のケーキも振る舞われ他の来館者とともに味わった。
村田さんは「50万人目とはびっくりした。まさかと思った。種差海岸は好きでよく来ていて、今日も天気が良いので遊びに来た。驚いたけどうれしい」と驚きを隠しきれないように話した。
同館スタッフの丹波美緒さんは「大型連休は天気も良く人出も多かったので、その勢いで50万を達成できると思っていた。その後は天気が良くない日が続き、予想より少し遅くなったが無事に達成できて良かった。今日のような好天でたくさんの人が遊びに来ている中で達成できて良かった」とうれしそうに話す。「これから芝生の青さも増し、すがすがしい初夏を迎えるのでますます種差海岸が魅力を増す時期」とも。
営業時間は9時~17時(12月~3月は16時まで)。入館無料。