八戸市農業経営振興センター(八戸市尻内町)で5月25日、地元の幼稚園児らが「農業体験学習会(サツマイモ植え付け体験)」を行った。
同体験学習会は、食育の一環として農作物を育て収穫する喜びを体験し、農業と食に対する理解を深めるために同センターが2005年から主催している。22日から6月2日まで6回に分けて行い、幼稚園・保育園児から中学生まで300人以上が参加する。
25日の学習会には八戸学院幼稚園の園児約60人が参加。センターの職員が園児たちにサツマイモについて説明した後、種付けの仕方について丁寧に指導した。園児らは「大きくなあれ」という掛け声とともに元気にサツマイモの苗を植えていた。
同センターの技師の外和昌大さんは「あいにくの曇り空だったが園児たちが元気に苗を植えてくれて良かった。秋には大きく育っていると思うので収穫が楽しみ」と話す。
園児たちは「きちんと植えることができて良かった」、「秋の収穫も忘れずにまた来る」と楽しそうに話していた。
植え付けをしたサツマイモは秋に収穫し幼稚園に持ち帰り調理して食べる。